1960〜70年代に関西方面から転入した移籍車の第一弾。元は大阪市電1601形(1929年製)・1651形(1940年製)・1801形(1950年製)で、転入した計26両のうち22両が750形として1965〜68年に竣工した。残る4両は連接車2500形3次車として1966年に竣工したが現存しない。
性能面は吊掛け駆動・直接制御車。1974年に全車ワンマン化されるも1979〜98年に16両が廃車(うち2両は貨車化)。1987〜88年に冷房化された6両からも2014〜15年に4両の廃車が出た。残るは762・768の2両のみで、768は2016年6月より貸切専用の「TRAIN ROUGE」(トラン・ルージュ)として運転中。
- 最大寸法:長13.70m×高3.845m
- 台車形式:ブリル77E / 住友 KS-46L (768)
- 種類 :スイングハンガー台車
- 枕バネ :板・コイル / コイルバネ
- 軸箱支持:軸バネ式 / ウイングバネ式
- 軌間 :1,435mm
- 主電動機:60HP(45kW)×2
- 駆動方式:吊掛け駆動
- 制御方式:抵抗制御(直接制御)
- 制御器 :電制付直接制御器
- 制動方式:SM-3 直通空気ブレーキ
- 集電装置:シングルアーム式パンタグラフ
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