2023年4月1日現在、東急電鉄には軌道線（世田谷線）用の車両として1形式20両の電車が在籍する。車両は連接車のため編成数に直すと10編成となる。
かつての本線「玉川線」（渋谷−二子玉川間）が1969年に廃線となった際、二軒茶屋から分岐する全線専用軌道の世田谷線のみ残されたという経緯のため、現存する世田谷線に併用軌道区間は一切ないが路面電車型車両が使用され続けている。
現在の車両は連接車デハ300形のみである。1999〜2001年に導入され、玉川線での運用経験があった旧型車3形式を一掃した。増備途上の2001年2月、旧型車の運用終了にあわせて全駅のホーム高さをデハ300形の床面高さにあわせて嵩上げするという工事が施工された。このため現在、車両のドアにはステップが存在しない。
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| デハ300形 更新：2021-04-01 |
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