1960〜70年代に関西方面から転入した移籍車の第四弾。元は神戸市電の電車で、大正末期から昭和初期に製造され戦後500形に集約された車両のうち、1958〜62年に大規模改修工事を受けた18両の中から17両が入線した。広島電鉄での竣工は1971年11月または73年1月。
性能面は吊掛け駆動・直接制御車で特徴はない。1984〜90年に計13両廃車され、以後は非冷房車1両と冷房車3両（1987年改造）が残るが、前者は1998年、後者は3両中2両が2003年と2006年に廃車となった。従って現在は582のみ在籍する1形式1両の車両である。
- 最大寸法：長13.41m×幅2.375m
- 台車形式：ブリル77E
- 種類 ：スイングハンガー台車
- 枕バネ ：板バネ・コイルバネ
- 軸箱支持：軸バネ式
- 軌間 ：1,435mm
- 主電動機：60HP(45kW)×2
- 駆動方式：吊掛け駆動
- 制御方式：抵抗制御（直接制御）
- 制御器 ：電制付直接制御器
- 制動方式：SM-3 直通空気ブレーキ
- 集電装置：Z型パンタグラフ
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| 3号線広島港行き 2015-06-29 日赤病院前−広電前間 |
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| 千田車庫入庫 2017-05-18 広電本社前電停付近 |
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| 3号線西広島行き 2021-04-21 十日市交差点 |
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| 3号線広島港行き 2021-10-15 皆実町交差点 |
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| 3号線西広島行き 2021-10-15 西観音町−福島町間 |
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| 車内：内装全体 2021-04-21 撮影 |
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| 車内：ロングシート 2021-04-21 撮影 |
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| 運転台：泰平電機 B-29制御器 2021-04-21 撮影 |
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| 台車：ブリル77E台車 2018-09-28 撮影 |
