2023年4月1日現在、筑豊電気鉄道には3形式25両の電車が在籍する。うち連接車で1編成3両で数えるものが1形式3両(1編成)、1編成2両で数えるものが1形式18両(9編成)あるため、編成数では14編成となる。
2023年4月1日現在 在籍車
2000形 |
2003ACB |
1編成3両 |
3000形 |
3000AB-3009AB |
9編成18両 |
5000形 |
5001-5004 |
4両 |
合計 |
3形式 |
14編成25両 |
筑豊電気鉄道線は全線が鉄道事業法(旧・地方鉄道法)に基づく鉄道線であり併用軌道区間も一切ないが、車両はすべて床の低い路面電車型車両である。これはかつて軌道線の西鉄北九州線(2000年全廃)へ直通していた名残で、1992年の北九州線併用軌道区間廃止までに導入されていた車両は実際に道路上を走行した経験がある。
北九州線併用軌道区間の廃線後もホーム嵩上げがされることはなく、反対に2015年から17年にかけて超低床車が導入された。これが4両ある5000形で、アルナ車両製の「リトルダンサー」シリーズの一つ。同形式のみ1編成を1両と数える。
超低床車以前の低床車は3000形と2000形の2形式。3000形は2000形2車体連接車9編成を1988-89年と1995-96年に車体更新したもの。現存の2000形は3車体連接車で、西鉄北九州線・福岡市内線の2車体連接車を改造し1976-80年に導入された。7編成あったが5000形導入と列車本数削減で2022年11月に運行を終了した。
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